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’09百里基地航空祭 その3

激走1泊4日1853キロ 3~4日目  

「10時くらいから天気は回復してくるようですよ」
 GGくんからの情報のとおり、次第に回復してきた天候は、午後にはすっかり上天気になっていた。尾白鷲とウッドペッカーの計4羽が気持ちよさそうに大空へと舞い上がり、ぼくらのボルテージも最高潮に達していた。
 対地攻撃のために南側から進入してきた尾白鷲に向けて、対空機関砲が唸りを上げる。轟音を残して通り過ぎた尾白鷲を追っかけていると、再び対空放火の音が…そして別の尾白鷲が迫ってくる。これが何度も何度も繰り返される、まるで午前中の埋め合わせ(満足度はそれ以上)のように。

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 続くはウッドペッカーのお披露目。
「偵空の突っ込みは凄いですよ」
 現役の重い言葉を聞いてはいたが、まさかの突っ込みに度肝を抜かれた。
「えっ?あそこからまだ高度を下げた!!」
 のっけの2機が交差する時、1機が更に機首を下げる。素人目には一瞬「墜落するんじゃないか」と見えた。ぼくの位置からは、展示機の陰に入ってその後の動きが見えなかったのだけど、実際どうだったんだろう?

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 帰り道が遠いのでブルーインパルスは適当なところで切り上げて帰ろうか、なんて話していたのだけれど、結局最後まで見てしまった。ここまで残っていたのだから、各機の帰投シーンも見届けたかったのだけど、そこはまあもう3人とも大人だし、明日からの予定もあるしってことで泣く泣く帰途についた。

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 宿まで自転車で戻り、そこから高速道路のインターチェンジを目差す。ルート指南は、この前まで501飛行隊に居たCFさん。鉄板の渋滞予報に基づいて、エスケープルートを探す。作戦勝ちなのか、たまたまなのか、割合簡単に高速道路に乗ることができた。
「よしよし、しめしめ」
 なんて喜んでいると、その先ぼくらを待ち受けていたのは、田舎じゃあ考えられないくらいの渋滞。午後4時過ぎには高速道路に入っていたのに、午後8時の段階で首都高を抜けていなかった。走行距離90何キロ、これじゃあ高速道路に乗った意味がまるでないじゃないか。平均速度30キロにも満たないんじゃあ、むしろ一般道を通った方が地球にも財布にも優しかった?
 東名に入っても、部分的な渋滞が発生しており、その度に「後続車は突っ込んでこないか?」なんてドキドキの繰り返し。財布の関係から何とか日付の変わる午前0時までに大阪を抜けたいなんて希望を持っていたんだけれど、新名神に入ったところで望みは絶ち切られてしまう。
「あ"~っ、もうどうでもいいんだ~ぁ。好きにすればいいさぁ!」
 心の張りを無くした3人は、その後やけくそのようにSAに立ち寄り、土産を買い込み飯を食う食う、さっきラーメンを食べたのに、またカレー食べるの?えっ、今度はシュウマイ?…てなもんだ。
 さすがに疲労を馬鹿のように溜め込んでいたから、何度か上の瞼と下の瞼が結婚しそうになりながら、ようやくぼくの家へ辿り着いたのが午前5時。

 今回の出動
    9/11 23:50出発
     同14 05:00帰高
    走行距離1853キロ
でした。

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